1990年代
●1993年
アメリカ・ハーバード大学のウォルター・C・ウィレット教授らの研究結果が医学雑誌に掲載
内容:1日4匙以上のマーガリンを摂った女性→心臓病のリスクが50%増えた
●1994年
デンマークの栄養委員会がトランス脂肪酸は減らすべきとファーストフード店に呼びかける
→デンマークのマクトナルドはトランス脂肪酸が低いことを売りに
2000年代
●2003年
WHO/FAO合同専門家会合トランス脂肪酸摂取量を総エネルギー摂取量の1%より少なくするよう勧告デンマークはすべての食品についてトランス脂肪酸を総油脂の2%までに制限
●2005年
カナダ 食品中のトランス脂肪酸の含有量表示義務化
●2006年
アメリカの食品医薬品局(FDA)がトランス脂肪酸の含有量の表示義務化へ
●2007年
韓国 表示の基準を発表
●2007年末
ミスタードーナツが低トランス脂肪酸油へ変更
●2008年
スイス トランス脂肪酸が総油脂の2%を
超過してはならないという規制を導入
2010年代
●2009年
「アメリカ大陸トランス脂肪酸フリー」宣言から南米でも表示義務化が進む
オーストリア トランス脂肪酸の含有量に関する規制を導入
●2010年
香港 すべての加工食品に表示義務化
●2013年
シンガポール 食用油脂中のトランス脂肪酸量の規制および、表示義務化
●2017年
日本動脈硬化学会はコレステロール、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸の食品への義務表示を消費者庁に要望提出
●2018年3月
日本 明治がマーガリン類のトランス脂肪酸低減を売りに
●2018年5月
WHO「工業的に生産されたトランス脂肪を世界からなくすための行動パッケージREPLACE」を発信
●2018年末までに
23か国がトランス脂肪酸に義務的な上限を設けるか、 部分水素添加油脂を禁止
日本は遅れている!
これらの流れなら分かるのは、日本は世界に1歩も2歩も遅れを取っているということです。
日本において、2018年には「明治がマーガリン類のトランス脂肪酸低減を売りに」とありますが、国が規制したり表示義務を課したりはしていないんですよね。
遅れてるな~。
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